「M&A」とは、「Mergers and Acquisitions」(合併と買収)の略称で、2つ以上の企業が1つになること、企業が他企業を買い取ることをいいます。
広義のM&Aとしては、企業グループ内の再編も含まれますが、一般的には企業グループを超えた買収の意味で使われます。また、支配権(経営権)の異動を伴わない資本提携・業務提携もM&Aといわれることがありますが、これらは多くの場合「提携」として別個に論じられます。
売り手側にとって、M&Aは、自社の経営戦略上のポートフォリオから外れた部門や不採算事業を売却することにより「選択と集中」を実現する有効なツールとなります。また、事業承継の場面においては、事業を存続させ、従業員の雇用を維持できるとともに、税務上事業を清算するよりもオーナーの手取り金額を増やせる可能性があることから、事業承継の選択肢として、近時では中小企業においても大きく注目されています。
当事務所においては、M&Aの検討段階からクロージング後の残務処理に至るまで、売り手側のM&Aの総合的な支援に力を入れております。
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M&A(買い手側)の基礎知識③-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅰ
M&A(買い手側)の基礎知識④-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅱ
M&A(買い手側)の基礎知識⑤-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅲ
M&A(買い手側)の基礎知識⑥-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅳ
M&A(買い手側)の基礎知識⑦-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅴ
M&A(買い手側)の基礎知識⑧-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅵ
M&A(買い手側)の基礎知識⑨-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅶ
M&A(買い手側)の基礎知識⑩-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅷ
M&A(買い手側)の基礎知識⑪-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅸ
M&A(買い手側)の基礎知識⑫-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅹ