第4 デューデリジェンスの実施
1 デューデリジェンスとは
M&Aにおけるデューデリジェンス(Due Diligence)とは、投資対象となる企業又は事業(対象会社等)の価値やリスク等を調査することをいい、買収監査といわれることもあります。
M&Aに関与する専門家の間では、デューデリジェンスは、「デューデリ」や「DD」と略されます。
M&Aでは、売買の対象が企業又は事業という外部から見てその実質を把握し難いものであるため、買い手にとってデューデリジェンスは、対象会社等の実質を把握するのに必須のプロセスであるといえます。
デューデリジェンスには、ビジネスデューデリジェンス、財務デューデリジェンス、法務デューデリジェンス、税務デューデリジェンス、労務デューデリジェンス、不動産デューデリジェンス、知財デューデリジェンス、環境デューデリジェンス、ITデューデリジェンス等様々な種類があります。
<続く>
M&A(買い手側)の基礎知識③-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅰ
M&A(買い手側)の基礎知識④-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅱ
M&A(買い手側)の基礎知識⑤-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅲ
M&A(買い手側)の基礎知識⑥-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅳ
M&A(買い手側)の基礎知識⑧-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅵ
M&A(買い手側)の基礎知識⑨-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅶ
M&A(買い手側)の基礎知識⑩-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅷ
M&A(買い手側)の基礎知識⑪-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅸ
M&A(買い手側)の基礎知識⑫-弁護士が関わるM&A手続の概要Ⅹ