名古屋駅前で今年4月に開業した複合高層ビル「JRゲートタワー」の建設工事が遅れたことで出店を中止せざるを得なくなったなどとして,ヨドバシカメラが,ビルを管理するJR東海子会社に違約金など計約16億6千万円の支払いを求めた訴訟の判決が,5月30日,名古屋地裁でありました。裁判所は,ヨドバシカメラの請求を棄却しました。
ヨドバシカメラ側は,2016年春の開業が契約の前提だったと主張しましたが,裁判所は判決理由で「契約締結時には開業時期に『予定』という文言が付記されていた」などと指摘し,「(ヨドバシカメラ側が)ビル開業時期が変更される可能性を十分に認識していた」と結論づけました。
http://www.sankei.com/west/news/170530/wst1705300042-n1.html