トマト飲料の製法をめぐり,カゴメが伊藤園に対し特許無効を主張した訴訟の判決で,知財高裁は,6月8日,カゴメの訴えを認め,特許を有効とした特許庁の審決を取り消しました。問題となっていたのは,トマト以外の果汁を加えずにフルーツトマトのような甘みや濃厚な味わいを出す技術でした。伊藤園がこれについて特許を登録し,カゴメの一部商品に技術が使われていると指摘しました。これを受け,カゴメが特許無効を特許庁に申し立てましたが認められなかったために,提訴に踏み切っていました。
トマト飲料の製法をめぐり,カゴメが伊藤園に対し特許無効を主張した訴訟の判決で,知財高裁は,6月8日,カゴメの訴えを認め,特許を有効とした特許庁の審決を取り消しました。問題となっていたのは,トマト以外の果汁を加えずにフルーツトマトのような甘みや濃厚な味わいを出す技術でした。伊藤園がこれについて特許を登録し,カゴメの一部商品に技術が使われていると指摘しました。これを受け,カゴメが特許無効を特許庁に申し立てましたが認められなかったために,提訴に踏み切っていました。