報道等によりますと,東京労働局は,1月31日,旅行会社大手のエイチ・アイ・エス(HIS)が東京都内の複数の店舗で,従業員に労使協定の上限を超える残業をさせたとして,労働基準法違反の疑いで,同社及び労務管理をしていた複数の幹部社員を近日中に書類送検する方針を固めたとのことです。また,同社は,平成26年以降,違法な長時間労働があったとして,5回の是正勧告も受けていたとのことです。
同社は報道に対し,平成28年3月以降行われている調査には全面的に協力しており,調査開始以降,長時間労働の削減に向けて業務内容を見直し,相当な成果も上がっていると認識している,とコメントしています。