報道等によりますと,12月7日,合併が難航している出光興産と昭和シェルが,新たな対応策として,合併に先だって株式を持ち合う資本提携を検討していることが明らかとなりました。両社の関係を維持することで将来の合併につなげる狙いとみられています。
具体的には,出光が,互いの経営の独立性を保つことができる比率である24.9%の昭和シェル株を取得する一方,昭和シェルがTOBや第三者割当増資によって20%の出光株を取得することを検討しているとのことです。
もっとも,今回の資本提携については,出光の創業家が反発することも予想されています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161207/k10010797721000.html