報道等によりますと,東芝の会計不祥事を巡り,同社の株主が,9月20日,会計監査を担当していた新日本監査法人に対し,約105億円を東芝に賠償するよう求める株主代表訴訟の訴状を東京地裁に送ったとのことです。監査法人に対する責任追及を巡っては,株主が同社に対し,監査法人へ損害賠償請求訴訟を行うよう求めていましたが,同社は不提訴理由通知を株主に送付していました。
また,会計不祥事を巡り,東芝は,9月15日,東京証券取引所及び名古屋証券取引所に内部管理体制確認書を提出しました。今後,両証券取引所の審査をうけ,内部管理体制等に問題がなければ,特設注意市場銘柄指定を解除されることとなります。