富士フィルムが,DHCが製造販売する一部の化粧品について,特許権の侵害だとして製造販売の差止めと約1億円の損害賠償を求めていた訴訟で,8月30日,東京地裁は,富士フィルムの特許は無効であり特許権侵害はないとの判決を言い渡しました。判決によると東京地裁は,富士フィルムが取得していた特許について,特許出願前に公開されている別の化粧品の成分リストから容易に発明ができるものであるから,富士フィルムによる特許権の行使はできないと判断しています。
富士フィルムが,DHCが製造販売する一部の化粧品について,特許権の侵害だとして製造販売の差止めと約1億円の損害賠償を求めていた訴訟で,8月30日,東京地裁は,富士フィルムの特許は無効であり特許権侵害はないとの判決を言い渡しました。判決によると東京地裁は,富士フィルムが取得していた特許について,特許出願前に公開されている別の化粧品の成分リストから容易に発明ができるものであるから,富士フィルムによる特許権の行使はできないと判断しています。