公正取引委員会は,8月25日,(株)ファミリーマートに対し,下請代金支払遅延等防止法(以下,「下請法」といいます。)第4条第1項第3号(下請代金の減額の禁止)の規定に違反したとして,違反行為の是正等の勧告を行ったことを公表しました。
下請法では,下請事業者に責任がないにもかかわらず下請代金の額を減額することを禁止していますが,ファミリーマートは,下請事業者に対し,「開店時販促費」,「カラー写真台帳製作費」等の名目で費用を負担させ,下請代金を不当に減額していたとみられています。減額された下請代金は,総額6億5000万円とのことです。
http://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/h28/aug/160825_2.html