三菱自動車は,8月22日,燃費不正問題をめぐり,国交省に対して新たに提出した追加の報告書を公開しました。同報告書では,本年8月1日に同社が受領した特別調査委員会による調査報告書の内容に,同社が把握していない事柄が含まれていたため,新たに調査した結果を報告したものです。
特別調査委員会による調査報告書では,平成17年に新入社員からの不正の指摘があり,平成23年に実施されたコンプライアンスアンケートにおいても,不正を示唆する回答があったことが明らかとされていましたが,今回の追加報告では,この2点につき,以前の同社の調査では把握できなかったこと,上記の新入社員からの指摘や,不正を示唆する回答があったにもかかわらず,是正につなげることができなかったこと等が述べられています。
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/corporate/2016/news/detail4998.html