東芝は,8月18日,不正会計問題に関連する過年度の決算訂正に関し,決算訂正に至った原因と再発防止に向けた進捗状況を取り纏めた「改善状況報告書」を公表しました。
同社は,平成27年9月より新たな経営刷新推進体制の下,社外取締役を中心とした経営トップへの監督機能の強化,CFO・財務・経理部門による牽制機能の強化や業務プロセスの改革等による内部統制機能の強化,また,マネジメント及び従業員の意識改革や開示体制の改善に取り組んでおり,「改善状況報告書」にはこれらの取り組みの内容が記されています。
また,同社は現在,東京証券取引所及び名古屋証券取引所に提出する内部管理体制確認書の作成を進めており,本年9月15日に提出予定とのことです。