日本精工(株)は,7月22日,ベアリングの価格カルテルに関する米国での集団訴訟で,原告の一部である間接購入者(カーディーラー及び車両の最終購入者)と交渉した結果,3450万ドル(約36億円)を支払う内容で合意し,和解したことを公表しました。
本件では,原告らは,日本精工らが共謀し,米国にてベアリングその他の製品の取引に関する競争を制限した等と主張し,同社を含む被告らに対して損害賠償,対象行為の差止めをはじめとする請求を行っていました。日本精工によりますと,和解により早期に解決を図ることが最善の策であると判断したとのことです。
http://www.jp.nsk.com/company/presslounge/news/2016/press0722a.html