ITサービスのモジュレ(株)は,7月22日,同社の会計監査人を務めるアスカ監査法人より,会計監査上極めて重要な事実が意図的に開示されていなかったことを理由に,監査契約を解除する通知がなされたことを公表しました。
今回の経緯としましては,過年度における①無形固定資産に計上されているソフトウエアや賃貸用資産の一部を取得 した際の取得価額の妥当性,②ソフトウエア仮勘定におけるソフトウエアの一部を取得した際の取得価額の妥当性,③一部取引先からの仕入計上の適切性等について疑義があることが判明していたものです。
なお,これらの疑義が判明したことをうけ,7月20日には,調査のため第三者委員会が設置されております。