(株)MAGねっとホールディングスは,6月30日,平成28年3月期の内部統制報告書に,開示すべき重要な不備があり,同社財務報告に係る内部統制は有効でない旨を記載したことを公表しました。重要な不備の内容としては,全社的な内部統制において,適切な経理・決算業務のために必要かつ十分な専門知識を有した社内の人材が不足していたこと,債権評価に係る決算・財務プ ロセスにおいて,社内の確認体制が不十分であったことを挙げています。
なお,東証は,同日,同社が上場廃止の猶予期間中に債務超過状態を解消できなかったことを理由に,同社株式を整理銘柄指定とし,8月1日をもって上場廃止とすることを決定したと発表しています。