報道によりますと，大阪府の枚方寝屋川消防組合は，６月１４日，東洋ゴム工業による免震装置ゴムの性能改ざん問題の影響で新庁舎の運用開始が７カ月遅れたとして，６月中にも損害金約１７５０万円を同社に請求すると発表しました。同組合によると，新庁舎は平成２６年２月に着工し，当初は２７年７月に全面開庁を予定していたものの，２７年３月に免震装置ゴムの性能改ざんが発覚したことにより，免震ゴム装置の取り換え工事が必要となり，全面開庁が２８年２月にずれ込んだとのことです。同組合と同社との間では，既に協議がなされており，同社は，早期に支払いに応じるとみられています。
