報道によりますと,東日本大震災で被災した高速道路の復旧工事を巡る談合事件で,公正取引委員会は,14日までに,独占禁止法違反(不当な取引制限)で道路舗装会社11社に総額約14億円の課徴金納付を命じる方針を固めました。命令の対象はNIPPO,日本道路,前田道路など復旧工事を落札した11社となっています。世紀東急工業も落札していましたが,違反を自主申告したため課徴金減免制度(リーニエンシー)により納付命令は見送られるとみられています。
今回の談合事件については,以前「ニュース&トピックス」でも取り上げましたが,今年2月に10社及び担当者11名が起訴されています。