報道及び証券取引等監視委員会によりますと,同委員会は4月26日,医薬品開発のメドレックス社,ソフトウエア開発のフィックスターズ社,及び創薬のアキュセラ社の株式を巡って相場操縦を行ったとして,30代無職男性(東京都中央区)に課徴金納付命令を出すよう金融庁に勧告しました。課徴金額は1965万円となっています。
同委員会によりますと,男性は,直前の約定値より高指値の売り注文と買い注文を対当させて株価を引き上げたり,直前の約定値より高指値の買い注文を連続して発注して株価を引き上げるなどの方法で株式売買を行うことにより,上記各社株式の売買が繁盛であると誤解させ,かつ,これら各株式の相場を変動させるべき一連の売買をしたものとされています。