水産業を営む株式会社ホウスイは,4月14日,本年3月に不正会計処理が明らかになった問題をうけ,過年度の有価証券報告書等の訂正報告書を関東財務局に提出しました。また,これと併せ,内部統制報告書の訂正報告書も提出しましたが,同報告書では,同社の財務報告にかかる内部統制の不備が,財務報告に重要な影響を及ぼすこととなり,内部統制の開示すべき重要な不備に該当すると判断されたことが報告されています。
なお,問題とされた不正会計としては,同社の元従業員により過去3年間にわたる着服行為が行われていたこと,及び得意先との取引につき,会計処理の誤りとみられるものも含め,売上が過大に計上されていたことが挙げられています。