東京証券取引所は,2月29日,医療関連事業等を展開するT&Cホールディングスの株式を,上場廃止に係る猶予期間入り銘柄に指定しました。
その理由として,同取引所は,①同社が提出した有価証券報告書の連結貸借対照表によれば,平成27年11月期において債務超過となること,②同じく同社が提出した直近4期にかかる有価証券報告書によれば,平成27 年11 月期を含めて営業利益及び営業活動によるキャッシュ・フローが4期連続でマイナスとなったこと,の2点を挙げています。
なお,猶予期間は平成27年12月1日から平成28年11月30日となっています。