四国を地盤にスーパーマーケットを展開する「フジ」(松山市)は22日、子会社の「フジ・トラベル・サービス」(同市)による不適切な会計処理が判明した、と発表しました。フジによると、社内調査の過程において、平成 17 年から平成 22 年の間、旅行前払金を約 13 億円過大計上している可能性、営業未払金を約 3億円過小計上している可能性があること、そして、顧客未収入金および前払費用を約 1 億円過大計上しており、不適切会計の合計額は約17億円にのぼることが判明しています。この調査過程をうけて、同社は、同社顧問弁護士や役員を中心とする調査委員会の設置を決定しました。平成 28 年 3 月下旬を目処に同委員会からの報告書が提出される予定です。