トヨタ自動車は1月29日、株式交換により、本年8月1日付けでダイハツ工業を完全子会社化すると発表しました。
完全子会社化に至った経緯について、トヨタ自動車代表取締役社長の豊田章男氏は「より強固な関係となって、両ブランドで一層『もっといいクルマづくり』を進めたい」と、トヨタ側から提案したことを明らかにし、ダイハツ工業取締役社長の三井正則氏は、この提案を受けた理由について、「『グローバルな事業展開力』『環境/安全規制への対応』『電動化や自動運転』『つながる技術』など、社会的ニーズ、お客様ニーズに応える次世代技術への対応の必要性が待ったなし」であるのに、自社のみの企業規模では対応できない、と述べました。